การปรึษาของหนู ねずみのそうだん


       「このごろ、まいばんのように、なかまがねこに たべられる。
どうすれば いいのかな」

あるばん、ねずみたちが そうだんを はじめました。

あるねずみがいいました「あるとも。いい かんがえが あるぞ。 ねこの くびに、すずを つけることだ。」

「なるほど そう すれば、ちりんちりんと すずがなって、ねこの きたことが すぐにわかるもの。」

「それは、うまい かんがえだ。」

ねずみたちは おおよろこびで、さんせいしました。

すずもちゃんと よういを しました。

これさえ、ねこの くびに つければ、もう しんぱいは ありません。

ところが こまりました。

いったいだれが、おそろしい ねこのくびに すずをつけるのでしょう。

「あぁ、こわい。ぼくはごめんだ。」

「わたしもいやよ。」

これではいいかんがえも、なんにもなりません。



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